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お葬式で垣間見えたさまざま人柄

父が亡くなって葬儀をするにあたって、用意のほとんどを高齢の母の代わりにやらなければならないと考え、毎日午前0時を過ぎてもまだ手配に追われていました。
何しろ、お葬式を出すという経験がなかったことから、喪主は母が務めるものの、葬儀社との打ち合わせや連絡を取るのは常に私でした。
妹は自分はわからないの一点張りでしたので、字がきれいなことから、何か書類に記入する必要がある場合などにやってもらうことにしました。
母は葬儀社スタッフとのやりとりに当然参加しないといけないのですが、主人の母が亡くなったときは家からお葬式をしましてといった具合に、決めなければならないことが山積みの中で、余計な話でしばしば中断させます。
強引に話を戻すと、葬儀社の人も気まずい様子になってしまい、母はへそを曲げてしまって、精神的にも大きな負担でした。
疲れのあまり、トイレの便座に座ったまま寝てしまっていたり、歯磨きをしていたはずが歯ブラシをくわえて寝ていたこともありました。
お葬式というものは、家族全員が分担して取り掛かってやるのが理想的だという体験となったのでした。

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